シチリアの悲劇によりスタジアムの安全基準の遵守が厳しく適用されることになったために来週のミッドウィークから再開されるチャンピオンズリーグの決勝トーナメントの措置が懸念されたインテル、ミランのイタリア勢であるがUEFAがホームのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァの使用を許可したことで何とか中立地で開催されるという最悪の事態は回避できたようである。
とはいうもののスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで試合を観戦できるのは基本的にインテル、ミラン各チームのシーズンチケットを保持しているサポーターだけということになるらしい。
一応海外クラブとの対戦ということでインテル戦はバレンシアのサポーターへ、ミラン戦はセルティックサポーターへ多少ながらもチケットは割り当てられるようである。
予想されるインテルvsバレンシアの観客数は約3万6000人ほどと8万人以上収容のスタジアムのキャパを考えれば寂しい限りであるがホームチームとしてのアドバンテージすら剥奪されかけた中立地開催が回避されただけでも喜ばしいことだと思う。
私はインテルのシーズンチケットを保有していないのでこの試合をスタジアム内で観戦することはできないのだが、もともと観戦予定はなかったので特に問題はなし。
気になるのは3月に行われるインテルvsミランのミラノダービーではシーズンチケットホルダー以外にもスタジアムを解放してもらいたい。
せっかくミラノまで出かけたというのに私だけがスタジアム外でインテルを応援するというのは虚しすぎる。