F1ヘレス合同テストは2日目。


IRLのマルコ・アンドレッティがホンダ・レーシングF1チームから2度目のテスト参加ということで注目が集まった。


しかしタイムは参加16台中最下位の16番手とIRLマシンからF1マシンへの適応にはまだまだ時間がかかりそうである。


マルコ・アンドレッティのタイムを多少贔屓してみるとすればマルコの乗ったマシンが新型のホンダRA107ではなく昨年型のホンダRA106だということだろうか。


ホンダ・レーシングF1チームのマルコ・アンドレッティに対する扱いを見ていると数年後には間違いなくホンダ・レーシングF1チームからF1デビューをさせようと考えているだろうからIRLのシーズンと並行してF1のテストには可能な限りマルコを参加させてF1への適応能力を上げておくべくべきだろう。


マルコ・アンドレッティのドライバーとしての能力の高さは昨シーズンのIRLでのすばらしい活躍を見れば明らかなのでF1へ完璧に適応することができて環境を整えることができれば祖父のマリオ・アンドレッティが達成したF1チャンピオンを孫のマルコが達成できる可能性も出てくるだろう。


2日目のトップタイムをマークしたのはフェラーリのフェリペ・マッサ。


昨日のテストには発熱による体調不良のため参加できなかったマッサであるが、体調が完璧でないにもかかわらず参加した2日目でいきなりトップタイムをマークするあたりマッサは昨シーズンのミハエル・シュューマッハーとのシーズンで何か速く走るためのコツを掴んだのかもしれない。


2番手にはマクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン、3番手にはBMWザウバーのロバート・クビカという将来のチャンピオン候補とされる若手ドライバーが入っている。


2日目のヘレステストには日本人ドライバーは不参加。