続々と発表されるF1チームの新型マシンを見ていてフェラーリチームのF2007だけが他チームのマシンと比較して異様にホイールベースが長いことは分かっていたことなのだが、匿名を条件にあるチームのスタッフがF2007のデザインを疑問視しているということだ。
フェラーリ以外のほとんどのチームが今シーズンからワンメイク化されるブリヂストンタイアの特性に合わせてホイールベースを短くしたマシンを開発しているのだがフェラーリだけがそのトレンドに逆行しているのだ。
各チームがホイールベースの短いマシンを開発しているのはグリップが昨年のものよりもかなり不足しているといわれるブリヂストンタイアの特性を考慮してリアのメカニカルグリップを最大限にする方法としてショートホイールバースのマシンという結論に落ち着いたのだろう。
フェラーリは長年ブリヂストンタイアを使用しているので他チームがショートホイールベースのマシンを開発してくることは理解していたと思うので、もしかしたら何か革新的な考えがフェラーリのデザイナーチームにはあるのかもしれない。
トレンドに逆行しているとしても革新的なデザインを試しているとしてもフェラーリF2007がかなりのハイリスクなマシンであることは間違いない。
皇帝ミハエル・シューマッハーとテクニカルディレクターのロス・ブラウンが去ったことで再び低迷していたフェラーリに戻るのか、跳ね馬がさらに飛躍するのかF2007のポテンシャルには世界中のモータースポーツファンが注目している。