レアル・マドリードのブラジル代表FWロナウドのミランへの移籍が秒読み段階となっているようだ。


すでにロナウドはミラノ入りしており25日に行われたコッパ・イタリア準決勝のミランvsローマを観戦したということであとはクラブ間で細部を煮詰める段階に来ているようだ。


ミランがレアル・マドリードに支払う移籍金はおよそ750万ユーロとインテルからレアル・マドリードへ移籍したときの4500万ユーロと比較すればかなり安くなっているが、これは現在のロナウドのポテンシャルを考えれば妥当な額だと思われる。


今日26日にロナウドはミラネッロでメディカルチェックをうけ29日に正式に入団発表ということになりそうだ。


ロナウド移籍で気になる点が1つ。


ロナウドの象徴的な背番号とも言える9番をミランでつけている元イタリア代表FWフィリッポ・インザーギの去就である。


すでにインザーギは現在のアンチェロッティ監督の起用方法にかなりの不満を爆発させており、移籍も考慮しているとメディアにコメントしているだけにロナウド加入でさらに出場機会が制限されることが明らかになるためロナウド加入と共にインザーギがミランを去る可能性が非常に高くなる。


インザーギは私が最も好きなイタリア人選手なので常に試合に出場している場面を見ていたい。


まだ33歳のインザーギが衰えているとは私には思えないので決断をするならば早い方が良いのではないかと思う。