ING・ルノーF1チームは24日に新車R27を発表した。
発表会が行なわれたのはマイルドセブンに代わり今シーズンから新たにチームのメインスポンサーになったINGグループの本拠地であるオランダ・アムステルダム。
メインスポンサーが代わったことでマシンのカラーリングが大幅に変化することはすでに予想されていたことだが昨シーズンまでのイメージがまるで感じられないカラーリングのR27に多少驚いた。
R27のカラーリングの主体となるのはINGグループのカンパニーカラーであるオレンジでモノコックからリアエンドにかけてはINGマークと共に美しいオレンジ色に塗られている。
R27のマシンがルノーF1チームのものだと感じさせるのはリアウイングがネイビーに塗装されてルノーのロゴが大きく描かれている部分と、フロントノーズが昨シーズンまでと変化なくイエローで塗装されていることくらい。
昨シーズンのマシンのカラーリングと比較して感じられるのはマシン全体から感じられる一体感が発表されたカラーリングからはあまり感じられないということ。
カラーリングでマシンの速さが決定するわけではないのだがR27を見た感想はあまり速そうではないなということ。
アロンソが移籍したという事実が余計にそれを助長しているのかもしれないが、さてさてテストでR27はどの程度のパフォーマンスを見せてくれるだろうか楽しみである。