WRC開幕戦ラリー・モンテカルロも3日目。
本格的な競技は3日目で終了し今日は日本時間17:30から行なわれるスーパーSSを残すのみとなっている。
3日目も総合首位を維持したのはシトロエン・トタルのセバスチャン・ロウブ、総合2位にも同じくシトロエン・トタルのダニエル・ソルドとワークス復帰を果たしたシトロエンスポールが他チームを圧倒した強さを見せ付けている。
シトロエン・トタルは3日目にすでにチームオーダーを出してロウブとソルドに無駄な争いをさせてリタイアを出さないようよく考えているようだ。
総合3位はBPフォードのマーカス・グロンホルムがつけているようだがシトロエンの2台とあまりにも差が大きくなってしまったためにすでに優勝は諦めて3位キープの走りへとシフトしている。
上位3台の安定感とことなり激しい争いとなっているのが4位争い。
現在4位争いをしているのは4位ミッコ・ヒルボネン(BPフォード)、5位クリス・アトキンソン(スバル・ワールドラリーチーム)なのだが2台のタイム差はわずか0.8秒ということでスーパーSSの結果で入れ替わる可能性が十分にあるので今日行なわれるスーパーSSではこの4位争いが一番の見所となるだろう。
ワースク勢以外で最も健闘を見せているのは7位へつけているトニ・ガルデマイスター(三菱ランサー・エボリューションWRC05)。
昨シーズンのマシン性能からもう少し上位に絡んでくるのではと思われたOMVクロノスシトロエンワールドラリーチームはマンフレット・ストール(シトロエン・クサラWRC)の10位が最高位となっている。
やはり信頼性と速さにすぐれているシトロエン・クサラWRCといえども王者セバスチャン・ロウブがドライブしなければただの型落ちマシンということなのだろう。
残されたスーパーSSは本日スカパーで17:30からライブ中継あり。
視聴できる環境が整っている方は是非ライブでスーパーSSの迫力を感じてみて欲しい。
ライブ中継時間が当初の20:00からから17:30に変更されたようである。
見逃してしまった方は20:00からは録画で放送されるので是非。