監督を名将ファビオ・カペッロに交代しても一向に上昇気配のないレアル・マドリードだがチームに大きな意識改革を与えるためにドラスティックに選手の入れ替えを行なう方針を決定したようだ。


入れ替えと言えば聞こえはいいが要は役に立たない選手の粛清の始まりである。


この粛清方針はカペッロ監督とカルデロン会長の下で行なわれるらしくシーズン中にも関わらずかなりの変革をチームに起こそうとしているらしい。


粛清対象のベスト3はブラジル代表FWロナウド、元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ、元イングランド代表ディビット・ベッカムということらしい。


特にロナウドとカッサーノに関しては一刻も早くクラブから出て行って欲しいらしくカペッロ監督はもはや2人を起用するつもりは全くないようだ。


ベッカムに関しては契約更新をしないように要請しているだけなので今シーズン終了後までは控え要員として起用することもあるのだろう。


アルゼンチンから若手有望株のイグアインを獲得するなどしてチームのモチベーションを高く保ちたいというクラブの方針は既に明らかなだけにロナウド、カッサーノ、ベッカムの3人は遅くとも今シーズン終了後にはチームから去ることになるだろう。


レアル・マドリードで今シーズン終了後に去就が注目されているのが一時期はクラブの象徴とも言われたスペイン代表FWラウール・ゴンザレス。


既に全盛期の力はなくなっているラウールはライバルクラブのアトレティコ・マドリードユース出身ということでマドリディスタからもそろそろ見放されつつあるようだ。


私は選手を代えることも正解だと思うがフロントの意識改革こそがチーム強化の最大の課題だとおもうのだが。