2003年に当時のオーナーの経営する食料品会社パルマラットが破産したことにより存続の危機に晒されていたパルマが正式に競売されることになったようだ。


現在のパルマは資金を提供するオーナーがおらず、管財人がクラブを運営している状況でパルマラットがオーナーであったセブンシスターズの強さは見る影もない。


オーナーが破産してから復活したクラブとしてはセリエC1まで転落しながら現在は強豪として復活したフィオレンティーナがあるだろうがパルマのサポーターも望んでいるのはフィオレンティーナのような復活劇だろう。


パルマの競売に参加する資格がどのようなものなのかは不明なのだが休暇前のパルマの順位は19位と降格圏内真っ只中だけに新たなオーナーには1月の移籍市場においてある程度の資金を投入してクラブを短期的に強化できるという条件が課せられているのではないだろうか。


パルマにはかつてファビオ・カンナバーロ、ジャンルイジ・ブッフォン、リリアン・テュラム、アドリアーノ、アドリアン・ムトゥ、アルベルト・ジラルディーノ、中田英寿など数多くのスタープレイヤーが所属していただけに新オーナーの下でかつての強さを取り戻してもらいたいものである。


やはり強豪チームがたくさんいなければリーグ全体が盛り上がらない。