リーグアンもセリエAと同日の12月23日で前半戦を終了して冬期休暇に突入。


今シーズンのリーグアンの注目はリヨンの6連覇とそれを防ぐであろう他の強豪クラブとの争いだったのであるが、前半戦終了時点でリヨンがあ2位に勝ち点差15もつけて完全に独走状態で6連覇は間違いない状態になっている。


欧州主要リーグでの6連覇はいまだ達成されたことのない大記録なのでリヨンでも苦しむのではと思っていたのであるが、現在のリヨンは苦しむどころか昨シーズン以上の強さを見せてリーグアンを席巻している。


魔法のフリーキックを持つジュニーニョ・ベルナンブカーノを筆頭に選手のレベルも非常に高く、選手層も厚いのでリーグアンでなく十分にチャンピオンズリーグの優勝も狙えそうだ。


リヨンの決勝トーナメント1回戦の相手はミランだが、現在のミランであればリヨンの相手にもならないだろう。



シーズン前半の順位は以下。


1位  リヨン

2位  ランス

3位  ソショー

4位  サンテティエンヌ

5位  リール

6位  マルセイユ

7位  ナンシー

8位  ボルドー

9位  レンヌ

10位 ル・マン

11位 ロリアン

12位 トゥールーズ

13位 オセール

14位 バランシエンヌ

15位 モナコ

16位 パリ・サンジェルマン

17位 ナント

18位 トロワ

19位 ニース

20位 スダン



本来はリヨンと優勝争いを繰り広げなければならないパリ・サンジェルマン、マルセイユ、モナコはいずれも低迷。


マルセイユはまだ6位とチャンピオンズリーグ出場圏内を狙える位置にいるのでいいだろうが、モナコとパリ・サンジェルマンは下手をすれば降格という強豪としては情けなさ過ぎる順位に甘んじている。


日本人プレーヤー松井大輔の所属するル・マンは現在10位とまずまずの状況。


ル・マンの目標はリーグアン残留だろうから現在の調子は好調といっていいのだろうが、UEFAカップ出場くらいは目指して欲しいものだ。