先日リザーブ&テストドライバー契約をグイード・バン・デル・ガルデと結んだスーパーアグリF1チームが今シーズン途中からレギュラードライバーを務めた山本左近の処遇を発表した。


山本左近は来シーズンは第2テストドライバーとして引き続きチームに残留することになるという。


佐藤琢磨、アンソニー・デイビットソンのレギュラードライバー2人がアクシデントでドライブできなかったときはバン・デル・ガルデがドライブするために山本は基本的にグランプリ以外のテストでの走行だけということになる。


テストドライバーが2人というのはマシンを多数用意できるフェラーリ、マクラーレン、ルノーなどのトップチームであれば問題ないのだろうが規模の小さなスーパーアグリF1チームで山本に仕事が果たしてどの程度与えられるのか疑問である。


さらにスーパーアグリF1チームのテストドライバーは2人とも経験不足であり、この点も2人のテストドライバーと契約することに疑問を覚えるのである。


少なくともチームに残留できたことで山本のF1からの追放はなくなったのであるが来シーズンに速さを見せなければチームから去らなければならない可能性は非常に高くなるだろう。


山本にとって来シーズンは今シーズン以上に厳しいシーズンになりそうだ。