クリスマス休暇まで残り3試合となったセリエAは第16節。


インテルはホームのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで小笠原の所属するメッシーナと対戦した。


結果はイタリア代表DFマルコ・マテラッツィのスーパーオーバーヘッドシュートとスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの得点で2-0とメッシーナを一蹴し13勝3分と無敗をキープしてクラブ史上初めてとなるリーグ戦9連勝をマークした。


ちなみにセリエAの連勝記録は昨シーズンにローマがマークした11連勝なのでインテルがクリスマス休暇までの試合にすべて勝利することができればリーグの連勝記録に並ぶことになる。


昨日はキャプテンのハビエル・サネッティがリーグ戦出場試合数でスタジアムの名称にもなっているジュゼッペ・メアッツァ氏の出場試合数を上回るという大記録を打ち立てた試合であった。


ジュゼッペ・メアッツァ氏はイタリア人なのだがサネッティはアルゼンチン人であるので外国人プレーヤーがチームの象徴的なプレーヤーの記録を更新するというのは本当に素晴らしいことだ。


さすがはミスター・インテルのサネッティ。


これからもチームのキャプテンとしてインテルをタイトルへと導いてもらいたいものだ。


さて試合に戻る。


前半はインテルはペースを落としているように見えてメッシーナに先制を許すような危ない場面を作ることはなかったもののインテルもチャンスらしい場面をほとんど作ることができていなかった。


そして前半終了間際に試合のキーポイントが訪れる。


マテラッツィがフィールド外に出たボールを拾って素早くプレーを再開しようとした際にメッシーナのジョルダーノ監督がボールを拾い上げてプレーを遅らせようとしたためにマテラッツィと衝突。


この衝突でマテラッツィにはイエローカードが出され、ジョルダーノ監督はレッドカードで退席処分となって前半が終了した。


後半はインテルは見違えたように攻撃的に変化する。


マテラッツィの闘志溢れるプレーがチーム内に危機意識を持たせたのだろうか前半のペースダウンが嘘のように素早くボールを展開し始めた。


後半6分、セットプレーの競り合いから最後はマテラッツィが見事なオーバーヘッドキックでインテルが先制。


ワールドカップ決勝でのジダンとの小競り合いから荒いプレーばかりが注目されてしまうようになってしまったマテラッツィであるがセットプレーで見せる勝負強さこそマテラッツィの真骨頂である。


マテラッティのゴールで勢いのついたインテルはさらに攻撃的にシフト。


2点目はサイドバックのマイコンがドリブルでゴール前までメッシーナの選手を一気に抜き差ってイブラヒモビッチにラストパスを送り、パスを受けたイブラヒモビッチがキーパーの動きを良く見て2点目を決めた。


スタメンで出場したメッシーナの小笠原はなかなかのプレーを見せていた。


フランス代表のパトリック・ビエラとマッチアップする形となっていたがビエラの激しいマークにも動じることなく堂々とプレーを行なっていた。


残念ながら後半の途中で交代となってしまったものの、昨日の試合のパフォーマンスを見せていれば間違いなくチーム内での評価は上がってくるはずだ。


メッシーナは監督交代が噂されているので監督交代が小笠原にチャンスを与えることになるかもしれない。