WRC最終戦ラリー・グレトブリテンが終了した。
優勝は初日から一度もトップを譲ることなく走りきったBPフォードのマーカス・グロンホルムで今シーズン7勝目を挙げた。
世界チャンピオンのセバスチャン・ロウブが欠場して以降は4戦3勝と安定した強さを見せたものの、ロウブにはわずか1ポイント足らずドライバーズタイトル獲得がならなかったグロンホルムであるが私はグロンホルムはタイトルを獲得できなかった方が良かったと思っている。
もしロウブ欠場後に4戦4勝であればグロンホルムが逆転でチャンピオンを獲得していたのであるが、仮にチャンピオンを獲得していたとしてもロウブ欠場という理由がある以上はグロンホルムがチャンピオンとしては認められにくいだろう。
その意味ではロウブがドライバーズタイトルを獲得しグロンホルムの所属するBPフォードがマニュファクチャラーズタイトルを獲得した今シーズンの結果は最も異論の沸きにくい結果だったといえるのではないだろうか。
来シーズンの開幕戦にはシトロエン・スポールの新型マシンであるC4WRCと共にロウブも復帰してくるのでロウブvsグロンホルムの2強の対決に期待したいものだ。
ラリー・グレートブリテンで今シーズン初の優勝を目指していたスバル・ワールド・ラリーチームのペター・ソルベルグは最終日にも何度かミスを犯してしまい、結局3位でラリーを終えることになってしまった。
ソルベルグはドライバーズランキングでも6位と近年では最悪のシーズンであっただけに来シーズンは何とか優勝争いに絡めるようにチームと共に進化してもらいたい。
インプレッサWRC06には基本的な設計にかなりの問題を抱えていたといわれているだけに2007シーズン用のマシンは大幅な変更が必要になることは間違いない。
2007シーズンは約1ヵ月半後の1月19日よりスタートすることになる。
開幕戦は伝統のラリー・モンテカルロだ。