WRCもようやく最終戦となるラリー・グレートブリテンを迎えた。
他のカテゴリーのすべてがオフシーズンのなかでWRCは12月になってようやくシーズンが終了する。
しかし1月19日には07シーズンが開幕するということで事実上WRCにはオフシーズンは存在しないといっていいだろう。
最終戦の初日にトップにたったのはロウブ欠場以後の恒例となったBPフォードのマーカス・グロンホルム。
約26秒差の2位には今シーズンは絶不調であったスバル・ワールド・ラリーチームのペター・ソルベルグがつけている。
BPフォードのもう一人、ミッコ・ヒルボネンは初日でめずらしくリタイアしてしまったのでラリー・グレートブリテンはグロンホルムとソルベルグの一騎打ちになるだろう。
今シーズンは絶不調のスバル・ワールド・ラリーチームとしては来シーズンの復活に向けてこのラリー・グレートブリテンで勝利することはチームのモチベーションアップに繋がるだけにソルベルグには奮起を期待したい。
もはやタイトルもなにもかかっていないのだからリタイアを覚悟した上で限界まで攻め込んで欲しいものだ。
たとえ限界まで攻めてリタイアしたとしても構わない。
BPフォードに対抗できるという自信をつけることがチームとドライバーには必要なのだ。