日本競馬で最大の国際G1レースであるジャパンカップが東京競馬場で開催された。
凱旋門賞失格処分の後の初のレースとなったディープインパクトに注目が集まったのであるが、結果は他馬を相手にしない圧倒的な強さを見せたディープインパクトが快勝しG1レース通算6勝目を挙げた。
国内レースで唯一ディープインパクトに勝利していたハーツクライは全く目立つことなく馬群に沈んでしまい、昨年の有馬記念での強さは感じることができなかった。
ハーツクライはやはりキングジョージ以降にレースに出走していないという間隔の開きすぎが影響したように思う。
他には今年の2冠馬であるメイショウサムソンやシンガポールでG1制覇を果たしたコスモバルクも出走していたのであるがハーツクライ同様にディープインパクトと勝負することなくレースを終えてしまった。
唯一ディープインパクトと勝負したといえるのが海外馬のウィジャボードだろうか。
BCフィリー&メアターフを勝利してジャパンカップに臨むというハードスケジュールであったが最後まで粘って3着に入る辺りはさすがは世界の強さといったところか。
これでディープインパクトの残りのレースは年末の有馬記念を残すのみとなった。
有馬記念でも最後の衝撃を見せて華々しく最強馬として引退してもらいたい。
ディープインパクトが有馬記念に勝てばシンボリルドルフのG1レース7勝に並ぶ。