来シーズンからマクラーレン・メルセデスへ移籍することになっているルノーのフェルナンド・アロンソであるがアロンソが望んでいるような冬期テスト期間中のマクラーレン・メルセデス合流はどうやら不可能になったようである。
アロンソの契約は今年で切れるのであるが、期日は今年の12月31日までとなっておりルノーはアロンソに契約を遵守させて12月31日以前に契約を解消してマクラーレン・メルセデスに合流させることはしないようだ。
アロンソの心がすでにルノーからマクラーレン・メルセデスへと移っている状況で契約を盾にして拘束したとしても低いモチベーションのアロンソがチームに何かをもたらしてくれるとは考えにくい。
特にルノーは来シーズンに向けてレギュラードライバーにヘイキ・コバライネン、テストドライバーにネルソン・ピケJrと新人ドライバーを起用しているだけにアロンソをさっさとマクラーレン・メルセデスへ移籍させた上で新人の2人の経験値を上げることを最優先に考えるべきではないだろうか。
この契約の問題でいつも不思議に思うのがドライバーのマネージャーのリスクマネージメントが下手なのではないかという点である。
チームとの契約時に特別条項としてドライバーが他チームに移籍する場合にはシーズンの全レース終了後にチームを離脱することが可能となるという一文を盛り込んでおくだけで問題が泥沼化することを防ぐことが可能だと考えられるからだ。
アロンソの早期解放がなくなったことによりマクラーレン・メルセデスもフェラーリに移籍するキミ・ライコネンを早期に解放することはないようである。
全く愚かしすぎるF1の慣習だ。