WRC第15戦が終了した。


優勝したのは初日からトップを明け渡すことのなかったBPフォードのマーカス・グロンホルムで今シーズンの6勝目を挙げた。


2位にも初日から全く変化することなくポジションをキープしたBPフォードのミッコ・ヒルボネンが入っている。


BPフォードとマニュファクチャラータイトルを争っていたクロノス・トタル・シトロエンチームはダニエル・ソルドが4位、クサビエ・ポンスが5位でフィニュシュ。


この結果、最終戦のラリーGBを待たずしてBPフォードのマニュファクチャラータイトル獲得が決定した。


マニュファクチャラータイトルが決定したことで期待されるのは最終戦でクロノス・トタル・シトロエンチームが再びコリン・マクレーを起用してくれないかということである。


チームのエースであるセバスチャン・ロウブはドライバーズタイトルの決定によりすでに今シーズンは出場しないことを表明しているのでクロノス・トタル・シトロエンチームには最終戦を大いに盛り上げるためにも地元のスターであるコリン・マクレーの起用をお願いしたいものだ。


注目されたMOTO GPの’ドクター’バレンティーノ・ロッシは総合11位でラリーを終えた。


初日が総合24位であったことを考えればロッシの成績は見事なものといえるだろう。