セリエAは第12節。


インテルはホームのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで最下位のレッジーナと対戦した。


結果は1-0でホームのインテルが勝利。


対戦相手のレッジーナは最下位になっているものの勝ち点ペナルティーを受けているのでペナルティーを0を仮定すれば8位程度の順位となり、決して楽に勝てる相手ではないだろうと思っていた。


しかしインテルは開始4分でアルゼンチン代表エルナン・クレスポのゴールで先制したためにこれは大量得点で楽勝かと思ったのだが、これが大誤算。


先制されてからのレッジーナはアウェーチームとは思えない積極的な攻撃を仕掛けインテルは防戦一方の大苦戦。


GKのブラジル代表ジュリオ・ゼーザルのセービングやゴールポストが救ってくれたりでなんとかレッジーナを無得点に抑えることができたのだが内容的には明らかにインテルの敗北といってよいゲーム内容であったように思う。


インテルはミッドウィークに非常に重要なチャンピオンズリーグのグループステージ第5節のスポルティング戦を控えているというのに昨日のような試合内容では不安で仕方がない。


明るいニュースがあるとすれば怪我で長期離脱を強いられていたアルゼンチン代表エステバン・カンビアッソがようやくベンチ入りできるほどに回復したことと、休養を与えられていたブラジル代表アドリアーノが久しぶりにゲームに出場したところだろうか。


アドリアーノは得点こそ決められなかったものの、表情は休養前の生気をうしなったようなことはなく笑顔も見えていたのでうまい具合にリフレッシュできているようである。


あとはアドリアーノがゴールさえ決められれば完全復活といえるだろう。


インテルは12節を終了して9勝3分で勝ち点30。


土曜日に同率首位であったパレルモがカリアリに敗北したために単独首位に躍り出た。


13節はパレルモvsインテルの大一番があるのでチャンピオンズリーグで好結果を残して首位攻防戦へ臨んでもらいたい。