初代王者のニコ・ロズベルグ、2代目王者のルイス・ハミルトン、ランキング2位のネルソン・ピケJrと次々に若手ドライバーがF1にステップアップしていくことで完全にF1に最も近いカテゴリーとしての地位を確立したのがGP2シリーズである。
GP2は基本的にはF1のサポートレースという立場でヨーロッパで開催されるグランプリで開催されることになっている。
マシンは基本的にワンメイクでドライバーの腕が勝負となっている非常に分かりやすいカテゴリーともいえるだろう。
ワンメイクとはいうもののメカニズムはF1で使用されるものを数多く採用しており、タイアはF1のタイアサプライヤーであるブリヂズトンでギアボックスはパドル式のセミオートマシステムを採用しエンジンパワーも下位カテゴリーとしては非常にパワフルな600馬力を発生するということだ。
現在GP2は来シーズンに向けてのドライバーのオーディションともいえる合同テストをフランスのポールリカールで開催しており、日本人ではユーロF3に参戦しているトヨタ育成プログラムのドライバーが参戦しており、日本でレース活動を行っているドライバーではフォーミュラ・ニッポンとスーパーGTに参戦しているロイック・デュバルが今回の合同テストに参加している。
わずか2年たらずでここまでGP2というカテゴリーがF1の登竜門として根付くとは私も思っていなかったのだが、スカパーで放送されているGP2のレースを見ているとたしかに面白い。
これからのF1ドライバーはGP2に参戦し、好成績を残すことがデビューへの最短距離になるのだろう。
若手の日本人ドライバーもまずはGP2にステップアップすることを考えるべきだろう。
GP2で好成績を残せば必然的にF1への道は開けてくる。
なにしろF1チームの関係者が見守る中でレースが開催されるのだから。