プレミアリーグのチェルシーvsレディング戦のペトル・ツェフの頭蓋骨骨折、カルロ・クディチーニの意識を失っての退場というGKの大きな事故によりGKの安全を確保するための方法としてGKに頭を防御するためにヘルメットを装着させてはどうかという議論が沸いて出ている。


私はGKにヘルメットを装着させる案には大反対である。


たしかにヘルメットを装着することによって一時的にはGKの安全は確保されることになるだろうが、そう長くは安全は続かないはずだ。


GKがヘルメットを装着しているので安全だという認識がフィールドプレーヤーに周知された結果、GKの付近でのボールの奪い合いが現在以上に激しくなり結果的にGKはさらなる危険に見舞われると私は考えている。


簡単にGKを保護する方法としてはGKに対するチャージを厳しく主審が判定しなくてはならないようにルールを変更し、GKに重大な負傷を負わせた場合においてはたとえフィールドプレーヤーにGKに対するファールがなかったとしても即レッドカードで退場させるようにすればよい。


そしてGKに重大な負傷を負わせて退場処分を受けた選手には最低でも10試合の出場停止と罰金1万ユーロ以上を課すようにすればいいのではないだろうか?


ヘルメットを装着するという強硬手段に出たところでGKの危険はなくならない。


ルールを改定して保護するほうがより高い安全を確保できるはずだ。