いよいよ今週末F1は最終戦のブラジルGPを迎える。


日本GPでのミハエル・シューマッハーのエンジントラブルによるリタイアによりドライバーズ、コンストラクターズの両タイトルともに獲得の可能性が低くなってしまったフェラーリチームがどのような作戦でブラジルGPに挑むかに注目だ。


フェラーリチームではこのGPを最後にF1の第1線から身を引くのはミハエル・シューマッハー以外にもシューマッハーのタイトル獲得を支えてきたテクニカルディレクターのロス・ブラウンがいるのであるが、ブラジルGPでロス・ブラウンはどのような作戦を立てているのだろうか。


現在パドック内でまことしやかに囁かれているのがマッサがシューマッハーのためにアロンソに対してバンザイアタックを行なうのではないかということだ。


バンザイアタックとは戦争末期に追い詰められた日本軍が行なっていた特攻作戦のことをいうのだが、ようはマッサがトラブルに見せかけてアロンソにクラッシュを仕掛けていくと考えればいいだろう。


これまでのミハエル・シューマッハーの勝利に対する執念を考えればマッサのバンザイアタックも十分に考えられる選択肢だろうが、私はこの考えは少し飛躍しすぎているように思う。


たとえマッサのバンザイアタックが成功してミハエル・シューマッハーが逆転でタイトルを獲得したとしてもフェラーリチームとミハエル・シューマッハーはマスコミの強烈な批判に晒され決してタイトル獲得を歓迎されることはないだろう。


フェラーリチームはミハエルの引退に花を添えるべくミハエルに92勝目をプレゼントすることだけを考えていればよい。


たとえタイトルが獲得できなくてもアラン・プロストの51勝+アイルトン・セナの41勝の92勝を達成しただけでも素晴らしいことではないか。