SCEは11月11日に発売するPS3の下位バージョンの価格を49980円(税込)に変更することを発表した。
税込み価格ではじめから発表するところなどを見ていると今回の価格改定にはSCEも相当本気だということが分かる。
当初は搭載されないと発表されていたHDMI端子も搭載するなどBDプレーヤーとしてみても破格の価格だといえるだろう。
だからといいって今回の下位バージョンの価格が決して安いというわけではない。
BDプレーヤー+ゲーム機という観点から絶対的にみれば安いだろうが、相対的に観れば高いものは高い。
いまだに完全バージョンの価格がオープンプライスになっているのが気になるのだが完全バーションも下位バージョンの価格変更に伴って下がることは間違いないだろう。
問題は発売日に下位バージョンが店頭に並ぶことがあるのかという点だ。
価格は下位バージョンばかりを大々的に発表しておいて実際にユーザーが購入しょうと考えたら出荷されているのは完全バージョンばかりで下位バージョンがかませ犬という可能性もPSPの時のことを思い返せば十分に考えられるだけに今後のSCEの動きに注目だ。
値段が改定されてもロンチタイトルがショボイので私はハードだけ購入してソフトを購入することはないと思う。
どうせ私が購入するのは完全バージョンだし。
E3にて実験的ものだと発言した上で公開されていたグランツーリスモHDをそのままのタイトルで発売するあたりにもSCEの焦りが感じられることができる。
XBOX360が猛威を振るう北米で何とかしたいという思いが伝わってくる。
ところで日本での価格改定に伴って欧米での価格も変更されるのだろうか?