8月31日に移籍市場が閉鎖されたことで今シーズンのインテルの陣容が正式に決定した。


さて今シーズンのインテルの戦力を分析していこうと思う。


まずは攻撃の核となるFW編から。


今シーズンのインテルのFW陣は以下の通り。


10 アドリアーノ(ブラジル代表)


 9 フリオ・クルス(アルゼンチン代表)


18 エルナン・クレスポ(アルゼンチン代表)


20 アルバロ・レコバ(ウルグアイ代表)


 8 ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン代表)


61 ゴラン・スラフコフスキ(スウェーデン)


99 ランプロス・フートス(元ギリシャ代表)



改めて見るとFW陣が7人と非常に戦力の厚さが感じられる。


プリマベーラ(ユースチーム)から昇格してきたばかりのスラフコフスキは未知数だが、インテルのプリマベーラからインテルのトップチームに昇格することの困難さを考えればスラフコフスキはかなりの潜在能力を持っていると思っていいだろう。


体格的にも同郷のイブラヒモビッチと似ているだけにイブラヒモビッチのような存在に成長することができれば数年後はインテルのエースとして君臨できるはずだ。

インテルプリマベーラからの数少ない昇格組みとしてスラフコフスキには大注目だ。


意外な存在は元ギリシャ代表のフートス。

EURO2004のギリシャ優勝のメンバーとして期待されてインテルに移籍してきたものの出番はほとんど与えられることなくいまだにインテルに移籍してきて得点を決めることができていない。


昨シーズンは格下のクラブへレンタルされていたのでこのままインテルを去っていくものと思っていたのだが現在の所はインテルに戻ってきている。


今シーズンの戦力からみてもフートスの出番は無いだろうから間違いなく来年の1月の移籍市場で放出されることになるだろう。


FW陣で主力になると予想されるのがアドリアーノ、イブラヒモビッチ、クレスポ、クルスの4人。


私が最も期待しているアドリアーノはいまだにスランプに陥っているのだがパートナーを生かすことのできるイブラヒモビッチとのコンビでスランプ脱出を期待したい。


7人もFWがいるのに贅沢なのだがやはりマルティンスを放出したのは痛いと思う。


スピード重視のFWが7人の中には見当たらないだけにゲームの流れを途中出場で変化させることのできるマルティンスのような選手は放出するべきではなかったと思う。


マンチーニの開幕戦のファーストチョイスはやはりイブラヒモビッチとクレスポだろうか?