F1第14戦トルコGPの予選がたった今終了した。


ポールポジションはフェラーリのフェリペ・マッサ、2位は同じくフェラーリのミハエル・シューマッハー、3位にはルノーのフェルナンド・アロンソ、4位にはルノーのジャンカルロ・フィジケラが入りドライバーズ、コンストラクターズで激しい争いを繰り広げる2チームが上位を独占した。


ポールポジションを獲得したマッサはF1で初のポールポジション獲得だがQ2とQ3のタイムの見ていると2位のミハエル・シューマッハーよりもかなりガソリン積載量が少ないものと予想される。


逆に2位のミハエル・シューマッハーはQ2のタイムに比較してQ3のタイムが1秒以上遅いだけにQ3に進出した10台の中では最もガソリンを積んでいるのだろう。


ハンガリーGPでF1初優勝を達成したホンダ・レーシング・F1チームのジェンソン・バトンは7位と低迷。

やはりルノー、フェラーリのトップ2に対抗するにはまだまだ苦しいようだ。


フェラーリとしてはフロントローを独占したのでまずは一安心だろうがミハエル・シューマッハーがフェリペ・マッサの後塵を拝したために明日の戦略の変更を余儀なくされるだろう。


本来の戦略的には予選2位をマッサに獲得させてスタートから後方のルノーのペースをコントロールさせる作戦だったのだろうがポールを獲得してしまったためにこの作戦は取れなくなってしまった。


露骨な順位変更はできないために明日のフェラーリの戦略に注目だ。

まあスタートでルノーを抑えてしまえばすぐにサーキット上で順位変更することは可能だろうが。


たとえ疑われたとしても理由はいくらでもつけられる。

そもそもチームスポーツのF1においてチームオーダーを非難する一部の人間の考えが私には理解できない。