パナソニック・トヨタ・レーシング運営するトヨタはGPMA(グランプリ・マニュファクチャラーズ・アソシエーション)を離脱することを明らかにした。
GPMA離脱のチームは昨年コンコルド協定にサインして離脱したフェラーリに続いてのものになる。
これで現在GPMAに加盟しているのはダイムラー・クライスラー、ルノー、ホンダ、BMWの4メーカーになってしまった。
4メーカーの中でルノーも離脱を考えているということでFIAとレギュレーションについて事あるごとに対立してきたGPMAの存在意義がなくなりつつあるようだ。
GPMAの存在意義自体は昨年フェラーリがいきなりGPMAを裏切ってFIAとコンコルド協定に合意したことですでに始まっていたと思うのだがトヨタの離脱でその勢いは加速していきそうである。
GPMAの力が弱くなってくるとますますFIAのマックス・モズレー会長の独裁が横行しそうでファンとしては少々危機感を覚えている。
モズレーはF1を崩壊に導きかねない存在だけにF1に参戦しているチームは本当によく考えなければいけないだろう。
チームがバーニー・エクレストンを味方につければモズレーに対抗することも可能だろう。