獲得を狙っていたスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチをライバルクラブのインテルに奪われる形となってしまったミランは深刻なFW不足に悩まされている。
移籍市場でウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコをチェルシーに放出して莫大な移籍金を確保したところまではよかったのだが、当初獲得を計画していたアトレティコ・マドリードのスペイン代表FWフェルナンド・トーレス、フィオレンティーナのイタリア代表FWルカ・トーニともにクラブ残留を表明したために補強計画が頓挫した形になってしまった。
同じミラノに本拠地を置くインテルは6人の強力なFWを確保しているものの現在のミランでまともに起用できそうなのはイタリア代表のアルベルト・ジラルディーノとフィリッポ・インザーギの2人だけだ。
インザーギは怪我あがりで酷使するのは困難であるし、ジラルディーノはミランに来てまだ時間が経っていないこともあってパルマ時代に見せていた爆発的な得点力をミランではまだ見せることができていない。
そういうわけでミランはFW陣の獲得が急務となっているのであるが現在獲得を画策しているのがチェルシーのコートジボワール代表ディディエ・ドログバとユベントスのフランス代表ダビド・トレゼゲである。
トレゼゲに関してはユベントスのデシャン監督がもう誰も移籍させないと語っているだけになかなか難しいかもしれないがドログバはクラブと関係が悪化しているので獲得できる可能性は高いだろう。
デシャン監督が移籍させないといった後にイブラヒモビッチのインテル移籍が発表されたのでトレゼゲの動向もまだまだ流動的であろう。
セリエAですぐに力を発揮することを考えればトレゼゲの方が勝っていることは確かだがドログバの驚異的な身体能力はミランに新たな攻撃オプションを与えるのではないかと思っている。
今シーズンのチャンピオンズリーグのグループステージは9月12、13日に開幕するだけに選手間のコンビネーションを考えるとミランに残された時間は多くは無い。