セリエA、プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、ブンデスリーガ、リーグ・アン、エールディビジの欧州6大リーグの先陣を切ってリーグ・アンが開幕した。


フランスにはリーグ・アンのル・マンに松井大輔がリーグ・ドゥのグルノーブルに大黒将志が所属しているが私の注目は日本人選手ではない。


リーグ・アンの注目は何を差し置いてもリヨンの史上初のリーグ6連覇がなるかどうかである。

リヨンにはユベントスからイタリア代表MFマウロ・カモラネージの加入が噂されているだけにカモラネージの加入が実現すればリヨンの戦力は大幅に増強されるだろう。


リヨンは欧州では新興クラブに位置づけられるだろうが最近欧州のビッククラブに蔓延している金の力に物を言わせて選手を獲得するばかりでないところが非常に好感が持てる。


他クラブが選手を育成することを怠り、成長した選手を獲得してクラブを強化することに注力している中でリヨンは欧州クラブの中でも育成システムが充実していることは有名である。


現に現在のリヨンのレギュラーメンバーの中にもリヨンの下部組織出身の選手がたくさんいる。

リヨンは下部組織の選手教育でリヨンというクラブに対する忠誠心を徹底的に植えつけるのだが、こういう教育がリヨンの結束の高さを実現しているのかもしれない。


私は欧州リーグに蔓延る負の循環を断ち切るためにもリヨンにはチャンピオンズリーグに優勝してもらいたいと思っている。

リヨンが優勝することで他クラブが少しでも自分のクラブでの若手育成に力を注いで欲しい。


金に物をいわせて選手を獲得するだけのクラブには私の愛するインテル他、レアル・マドリード、チェルシー、ミランなどが含まれる。


リーグ・アンの開幕戦だがリヨンは3-1で快勝し6連覇に向けて好発進をきった。

リヨンには是非歴史を作って欲しい。