FIAは2008年から導入されるF1のエンジン凍結案のエンジンスペックを今年の10月までのエンジンとすることを決定した。
今回の決定で当初FIAが各チームに通達していた6月10日という期限は破棄されたことになる。
これで少なくとも今年の開発資金が無駄になることはないので一安心といったところだ。
今回のエンジン凍結案はあくまでも2008年のレギュレーションだが2007年はエンジンを開発して2008年はまた2006年のエンジンスペックに戻すのはあまりにもばかばかしいということでエンジン凍結のレギュレーションは前倒しで2007年より適用されることになるようだ。
今回の文書には2009年のレギュレーションにおいても触れられており、その中にはF1がガソリンからの脱却を目指すことが明記されている。
ガソリン以外で高速レースに耐えられる燃料といえばIRLで使用されているアルコール系燃料であるエタノールが最適だろう。
F1でエタノールエンジンを導入するのであればトヨタ、ホンダというIRLにエンジン供給をしていたメーカーがいるだけにFIAはトヨタ、ホンダのノウハウを元に2009年のエンジンレギュレーションを作成していけばいいだろう。
私はF1が化石燃料であるガソリンからの脱却を図ることは大賛成であるがエンジン開発を凍結することには反対だ。
F1はメーカーの技術の高さを世界中に示すことが出来る非常に大きな実験場である。
その実験場をFIA自体が閉鎖してしまってどうするというのだ。