先程行われたF1第13戦ハンガリーGPはウェットコンディションという今シーズン初の難しい状況の中でエンジン交換による10グリッド降格ペナルティーにより予選14番手からのスタートとなったラッキーストライク・ホンダ・レーシング・F1チームのジェンソン・バトンがF1参戦114戦目にして初優勝を飾った。


チームメイトのルーベンス・バリチェロも4位に入るなど今回のホンダは非常に好調であった。


これまでは天候の変化に弱く、戦略のバリエーションがルノー、フェラーリなどのトップチームと比較して少ないと思っていたホンダであったがハンガリーでは抜群のピット戦略でバトンとバリチェロを見事チェッカーまで導いた。


ホンダの第3期F1計画ではバトンの勝利が初優勝となる。


ホンダの前回の優勝はエンジン供給も含めれば1992年のオーストラリアGP以来、完全ワークスとして考えれば1967年のアメリカGP以来という歴史を紐解かなければ発見できないような本当に久しぶりの優勝となった。


バトンの母国であるイギリス国歌のあとにホンダの母国である日本国歌の君が代が流れた時はおもわず感動してしまった。

しかし、君が代はスポーツの舞台には合わないとやはり感じてしまう。


メロディーがスローなだけに他国の国歌のような精神の高揚感がないのだ。


優勝したバトンは114戦目というトップドライバーとしては遅い初優勝になるが、まだまだバトンは若いだけに今回の優勝で勝ち方を知ったことになればチームと共に来シーズン以降は急上昇してくることも考えられる。


チャンピオン争いをしているルノーのフェルナンド・アロンソとフェラーリのミハエル・シューマッハーは共に完走することができずリタイアに終わってしまいポイント差は11ポイントのまま。


よって残り5戦を残して再びミハエル・シューマッハーの自力優勝の可能性が消滅した。


アロンソが左リアのトラブルでリタイアして以降、フェラーリが天候がドライに明らかにシフトしているにも関わらずミハエル・シューマッハーをウェットタイアのまま走らせていたのだが、このことが終盤になってのマシンのドラブルにつながったのではないだろうか。


アロンソがリタイアしていただけに少しでも多くのポイントを稼いでおきたかったことは十分に理解できるがあまりにも大きなリスクを侵しすぎたように思う。


まだまだレースはあるだけに今回のフェラーリチームの戦略はミスと言っていいだろう。


アロンソがリタイアしたために本来は出る事の無い欲が出てしまったのだろうか。


しかしまだシーズンは5戦残っている。


まだまだチャンピオンの行方は分からない。


ミハエルの苦手な中国GPが残っているだけにアロンソが有利な気はするのだが、私はフェラーリとミハエル・シューマッハーを信じている。