先程終了したF1第12戦ドイツGPは予選2位からスタートしたフェラーリのミハエル・シューマッハーが圧倒的な速さを見せて今シーズン5勝目、通算89勝目を挙げた。


2位にはチームメイトのフェリペ・マッサが入り、2台だけクラス違いの速さを見せたフェラーリが1、2フィニッシュを達成し満点の18ポイントを荒稼ぎした。


チャンピオン争いの直接のライバルであるルノーのフェルナンド・アロンソはスタート時以外はレース中に全く見せ場を作ることなく5位に終わった。


これによってドライバーズチャンピオンシップポイント争いはフェルナンド・アロンソ100ポイント、ミハエル・シューマッハー89ポイントで残り6戦を残してついにミハエル・シューマッハーの自力チャンピオンの可能性が復活した。


ルノーとフェラーリのコンストラクターズポイント争いもルノー149ポイント、フェラーリ139ポイントでドライバーズ、コンストラクターズ共に完全に分からなくなった。


フェラーリチームの自信は相当なもののようでレース終了後に聞こえたミハエル・シューマッハーのチームラジオでフェラーリのエンジニアがこれで残り6戦勝てば我々がチャンピオンだということをはばからずに言っていた。


チームラジオがプライベートモードになってませんよ~と思わず言いたくなった瞬間だった。

普通はテレビで流されるラジオであそこまで大胆な発言はしないと思うのでおそらく興奮してチームラジオをプライベートモードに設定することを忘れたのだろう。


エンジニアの口調からすればフェラーリが残り6戦を勝つことに確固たる自信を持っていたようなのでマシン、タイアともに最高の状態にあるのだろう。


一方、ルノーはレース終了後にチームボスのフラビオ・ブリアトーレがミシュランタイアの担当者に激しい口調でなにやら言っているのが映されていた。

音声が入らないので何を言っているのかは不明だったが表情からかなり厳しいことを言っていたことは間違いなかっただろう。


残り6戦ミハエル・シューマッハーが全勝すればアロンソが全戦で2位に入ったとしても1ポイント差でミハエル・シューマッハーの8度目のワールドタイトルが決まる。


フェラーリのセカンドドライバーであるフェリペ・マッサは今回もすばらしい仕事をしている。

2位に入ったことでドライバーズランキングでもアロンソ、シューマッハーに続いて3位に浮上した。


マッサのこのところの働きをみればフェラーリ残留は決定的とみていいのではないだろうか。


チームの作戦に逆らい、チームリーダーであるミハエル・シューマッハーに牙を剥くばかりだったエディー・アーバイン、ルーベンス・バリチェロとは比較にはならない。


それだけにシューマッハーのチャンピオンが決まったらマッサにも勝利の美酒を味あわせてやって欲しいものだ。


今年ミハエル・シューマッハーがタイトルを獲得したならば功績の半分はマッサにある。


それほどマッサの貢献度は高い。