エレクトロニック・アーツ
NHL06
エレクトロニック・アーツ
ラグビー06


9月14日にEAから2つのスポーツゲームが発売される。


NHL06とラグビー06だ。


NHL06はNHL2002以来、本当に久しぶりのNHLシリーズの日本での発売になる。


ラグビー06はラグビーシリーズ初の日本発売となる。


EAが日本にいろんなスポーツゲームを投入してくれるのは素直に嬉しい。


しかし、発売されるこの2本いずれも説明書だけが日本語になった英語版なのだ。


単純に言えばアメリカ版のリージョンを日本のPS2に合わせてリージョンを変更し、説明書を日本語化しただけである。


開発費がほとんどかかっていないと思われるのに値段設定が他のソフトと同じ税込み7140円というのはいかがなものかと思う。


どうせ発売しても売れないのだから英語版でもいいではないかとEAは思っているのであればこの判断は大きな間違いだと思う。


日本は企業に対しての評価が非常に厳しい国だ。


XBOX発売直後にディスクの傷問題でMSが開き直った結果ユーザーからの信頼を失い、現在の惨憺たる状況になってしまった現状を分析すれば良く分かるはずだ。


どうせ売れないのだからといって販促努力を怠ればその被害は今回発売されるソフトだけでなくEAの発売するすべてのソフトに及ぶ。


その辺りを良く考えてもらいたいものだ。


もしアメリカ人のユーザーが日本語化されたソフトを説明書だけ英語に代えられて発売されたらどう思うだろうか。


自国のユーザーの立場になって考えれば答えはおのずと出てくるはずだ。