ようやく先程行われたF1第12戦ドイツGPの予選を見終わった。
ポールポジションを獲得したのは約1年ぶりとなるマクラーレン・メルセデスのキミ・ライコネンで通算では10回目となる。
2位にはフェラーリのミハエル・シューマッハー、3位には同じくフェラーリのフェリペ・マッサとフェラーリは引き続き好調を維持しているようだ。
フェラーリのライバルとなるルノーはジャンカルロ・フィジケラが5位、フェルナンド・アロンソが7位と沈んでいるといっていいだろう。
珍しくルノーの2台が沈んだのはFIAがレギュレーション違反としてドイツGPより使用を禁止したマス・ダンパーの影響だろうか?
禁止されたマス・ダンパーの恩恵を最も受けていたのがルノーチームと言われているだけに、今回のFIAの裁定はルノーに厳しくのしかかってくるかもしれない。
ちなみにポールポジションを獲得したキミ・ライコネンの乗るマクラーレン・メルセデスはマス・ダンパーを採用していない4チームの一つである。
フェラーリもマス・ダンパーを採用していたチームなのだがルノーのように恩恵を得られなかったためにFIAに禁止するように圧力をかけたとも言われている。
このような行動も実に黄金時代のフェラーリらしくて良いではないか。
このドイツGPでF1参戦300戦目のメモリアルを迎えるホンダはジェンソン・バトンが4位、ルーベンス・バリチェロが6位となっている。
フェラーリファンとしては明日はミハエル・シューマッハーが優勝してライコネン、マッサ、バトン、バリチェロがアロンソを抑えて欲しいものだ。
そうすればミハエルの自力チャンピオンの可能性がいよいよ復活する。