見た目上は世界最大の自動車メーカーのGM(実質的な世界最大の自動車メーカーはトヨタ)の大株主であるカーコリアン氏の提案によって始まったGMとルノー&日産連合の提携交渉だが果たして意味はあるのだろうか?
投資会社の代表であるカーコリアン氏は提携によって株価が上がれば売り払えばいいだけのことなので問題ないだろうが、ルノー&日産はGMの現在の状況を本当に良く見極めなければ数年後にはとんでもない事になりかねないだろう。
GMと提携したところでルノー&日産に何のメリットも私には感じられない。
確かにGMは規模の大きな会社であるが無駄に大きいだけに小回りが利かないのが自力再建の難しさを見ていれば良く分かる。
そもそもGMの販売している車のラインナップをみて本当に提携したいと思う自動車メーカーの首脳がいたら私はその人物は経営者としては失格だと思う。
もしGMとルノー&日産が提携でもしたらGMが今だに使用している旧世代の遺物ともいえるOHVエンジンがルノー&日産の車に乗ることになるのだろうか。
技術やデザインに優れたルノー&日産連合の車にOHVエンジンが載せられると思うと恐怖すら覚える。
ルノー&日産はGMからまともに機能しているブランドだけを切り取って買ってしまったほうがいいだろう。
キャディラックとシボレーを買っておけばルノー&日産にとっては収穫だ。
まあそうなればGMは崩壊する可能性が高いが。
現在のまま提携してしまっては得をするのは社会の生産性になんら寄与することのない投資会社代表のカーコリアン氏だけだということになる。