いよいよいろんな意味で注目されるF1第12戦ドイツGPが開幕した。
今回はスーパーアグリF1チームのニューマシンSA06のデビューであったり、ホンダがF1参戦300戦目であったり、ブリヂストンのF1通算100勝目がかかっていたり、ドイツGPが開催されるホッケンハイムリンクでのF1開催が最後になるのではないかと言われていたりと注目点が非常にたくさんある。
当然最も注目するのはスーパーアグリF1チームのニューマシンSA06の戦闘能力である。
現在は金曜日のフリー走行1回目が終了した段階であるがSA06はチームがある程度目標としていた次元にまで達しているように思われる。
フリー走行のタイムは佐藤琢磨が15番手でMF1レーシングの2台とトロ・ロッソのスコット・スピードの前につけている。
今回のドイツからレギュラードライバーに昇格した山本左近はタイムアタックしたマシンの中では最下位だがとてつもなく遅いということは無く十分にMF1レーシングの2台は上回れるタイムだろう。
まだ金曜日、それも1回目のフリー走行ということでSA06のパフォーマンスがどれくらいかは正確には判明しないが少なくともMF1、トロ・ロッソに接近してきたことだけは確かである。
是非このままの好調を維持して予選のQ2進出を期待したい。