FIA会長マックス・モズレーがF1のコスト削減の為にやっきになって導入しようとしているのが2008年以降のエンジン開発凍結案だ。


マックス・モズレーによればエンジン開発を凍結することによってF1チームの運営資金は現在の数百億円から数十億円まで削減することが可能だという。


私はモズレーの提案に疑問を抱く人間の一人であるのだが、そもそもワークスチームばかりのF1においてコスト削減が何を意味するのであろうか?


自動車メーカーの運営するワークスチームは自動車技術のさらなる進化を目指してF1をその最先端の開発の場として利用しているのであって、そういうチーム事情を理解していないマックス・モズレーの提案は的外れとしか言いようが無い。


さらにモズレーのもう一つの目的であるスピードの抑制にも私は反対だ。


F1というものが世界最高のモータースポーツだとFIAが自負しているならば安全対策を高いレベルで確立させた上でスピードはさらに向上させるべきだと思う。


今シーズンのエンジンの排気量のレギュレーションによってほとんどのサーキットでF1マシンの最高速度が300キロをオーバーすることがなくなってしまった。

これはF1としては大きな問題であると私は思う。


何しろアメリカンオープンホイールレースのIRLは最高速度が400キロ近くまで出るのだ。

これではF1を世界最高のモータースポーツとして判断できなくなってしまう。


よくF1ドライバーの中にも現在のスピードが危険だと言うドライバーとそうではないというドライバーがいるが危険だと思うならF1をさっさとやめて他のスピードの抑制されたスローカテゴリーに参戦してはどうかと思う。


F1にいながらスピードが危険だと思った時点でそのドライバーはチャンピオンにはなれない。


現役でワールドチャンピオン経験者のミハエル・シューマッハー、フェルナンド・アロンソ、ジャック・ビルヌーブはスピードが危険だとはコメントしていない。


スピードを自分のものにしているからこそワールドタイトルを獲得できたのだ。



ちなみ私は車では200キロオーバーくらいが精一杯。これ以上は踏めん。

200キロをオーバーした辺りからスピードの魅力よりも恐怖のほうが上に来てしまう。

車はまだスピードあげろとエンジンを咆哮させながら私を脅迫するのだが無理なものは無理だ。


これまでの最高速は250キロ。そこで車のリミッターが効いた。