不正疑惑でセリエB降格などの処分を不服としたユベントス、ラツィオ、フィオレンティーナ、ミランの4クラブに対する上訴審が開始された。
UEFAよりイタリアサッカー協会に指示されている今シーズンの欧州カップ戦の出場チーム決定が7月25日までと迫っているだけに上訴審は早急に行われる予定だということだ。
早ければ24日にも上訴審の判決が出るらしいのだが7月25日を過ぎてしまうとセリエA、Bの開幕だけでなくチャンピオンズリーグとUEFAカップの日程にも大きな影響がでるためにユベントス、ラツィオ、フィオレンティーナ、ミランにもその辺りの状況を考えてもらいたいものだ。
4クラブが今回の判決に納得していないことは重々承知しているのだが、いくら上訴したところで判決が変わる可能性は低い。
確たる証拠がありルチアーノ・モッジ、アントニオ・ジラウドという犯人が逮捕されている以上、長期化しても4クラブのイメージが悪くなるだけだ。