不正疑惑でセリエB降格処分をうけたユベントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンがユベントスに残留することをブッフォンの代理人が発表した。
すでに残留を表明しているイタリア代表アレッサンドロ・デルピエロとチェコ代表パベル・ネドベドに続いて主力選手では3人目の残留表明となる。
これは意外な選択であった。ワールドカップでも見せたスーパーセーブで世界ナンバーワンGKであることを全世界に証明したブッフォンが今期はセリエBに残留するという。
ブッフォンにはミラン、ローマといったスクデット経験のあるビッククラブが獲得を打診していたというがそれを断ってでもユベントス残留を決断したということはユベントスというクラブは選手にとっては居心地のよいクラブなのだろう。
ユベントスはこのまま処分が決定されれば勝ち点-30からシーズンをスタートするわけであるが、現在の主力を挙げてみるとデルピエロ、ネドベド、ブッフォン、ザネッティ、マルキオンニとセリエBではもったいないくらいのメンバーがそろっている。
さらに監督は低迷していたリーグ・アンのモナコをチャンピオンズリーグ準優勝に導いたデシャン監督だけに選手とフロントが一体となってセリエA復帰を目指すことができるならばユベントスの奇跡的な1シーズンでのセリエA復帰もありえるかもしれない。
セリエBはセリエAよりも試合数が多く全42試合でリーグ戦が行われるのだが、-30のユベントスは実質10敗からスタートするわけだがブッフォンが入ったことで無敗でシーズンを終えることも十分に可能なのではないだろうか。
イタリアを代表するビアンコネロの反撃はなるだろうか。