ワールドカップ決勝の暴力問題で被害者であるインテルのマテラッツィはバカンスが短くなるという問題をさらに加熱させるような発言をした挙句にすでにFIFAの事情聴取に応じたのだが、20日はいよいよもう一人の当事者で加害者のフランス代表主将の事情聴取が行われる。


FIFAはなるべく早く今回の騒動を収めたいと考えているようで、フランス代表主将から事情聴取をしたら当日にも処分の発表を行うということだ。


しかし、現役選手のマテラッツィとすでに現役を退いたフランス代表主将の処分が公正に感じられるようなものに果たしてなるのであろうか?


もしマテラッツィが数試合の出場停止処分を受けるとすれば現役引退したフランス代表主将には懲罰的な高額な罰金が下されるべきだろう。

そうでなければ公平性が保てなくなってしまう。


フランス代表主将の事情聴取で一番気にかかるのが、今回の事情聴取にフランスサッカー協会の会長が一緒についてくるという点だ。


FIFAのブラッター会長に対してなにやら不正工作をたくらんでいるようで非常に胡散臭い感じがする。


すべては今日発表されるであろう処分次第だがおそらくフランスサッカー協会の会長の出席は何かしらの影響を与えることになるのは必至のように考えられる。



どこまでも卑怯なものだな、フランス代表主将よ。

弁明するならば一人で行ったらどうだ。