レアル・マドリードと移籍交渉に臨むべくマンチェスター・ユナイテッドのオランダ代表ルート・ファン・ニステルローイが18日にマドリードへ入った。


交渉自体はクラブ間で合意がすでに成立しているようでレアル・マドリード側とファン・ニステルローイが合意に達すれば移籍は簡単に成立するだろう。


ファン・ニステルローイほどのレベルの高い選手を本来であればマンチェスター・ユナイテッドが手放すはずが無いのであるが、昨シーズン後半からファーガソン監督との関係がこじれてしまいポジションもフランス代表ルイス・サハに奪われてしまっているファン・ニステルローイにとっては移籍以外に選択肢が無かったことも確かである。



ブラジル代表ロナウドが手術によってシーズン開始からは完璧なコンディションで臨むことが困難なためにファン・ニステルローイの加入はレアル・マドリードにとっては大きな戦力になるはずだ。


決定力の高いファン・ニステルローイがレアル・マドリードに加入したとなればクラブの象徴的な存在であるスペイン代表ラウル・ゴンザレスの立場がなくなってくるのではないかと心配される。


マドリディスタはラウルの扱いにはうるさいだけにカペッロ監督がどのように操縦していくかに注目だ。