エピソードⅠから延々と続いたゼノサーガシリーズがようやく完結を迎えた。
私も忙しい時間で空き時間を見つけながらようやくクリアにまでこぎつけた。
クリアタイムはのんびりプレイで約35時間程度。
ストーリーはあまり進行の無かったエピソードⅠ、Ⅱに比べると怒涛のごとく進んでいくので久しぶりにRPGの世界に引き込まれた。
グラフィックに関してもPS2で再現できる最高レベルだと思う。
毎回のように変化するキャラクターデザインも今作が最もスッキリしていてよかったように思う。
ゼノサーガの欠点として上げられていたムービーがやたらと多いという点もかなり解消されているのでプレイのテンポが悪くてモチベーションを下げられるということも無いはずだ。
肝心のエピソードⅢの売り上げであるがエピソードⅠ、Ⅱの評判があまりよくなかったからなのか全3部作のなかで最も悪い売り上げ本数になる可能性が高い。
発売初週の売り上げは約12万本とすでに発売されて200万本以上売り上げているニュースーパーマリオブラザーズに負けている状況だ。
SFなどスペースオペラが好きな方であれば世界観的には気に入ると思われる設定なだけにこの売り上げは残念でならない。
やはりエピソードⅢからプレイしたとしてもゲームの進行に全くついていけないというのが売り上げに響いているのだろう。
今回エピソードⅢからプレイしたいと思ったならばDSのゼノサーガⅠ・Ⅱをストーリーの予習としてプレイしておくことをお勧めする。
ゼノサーガⅠ・Ⅱのプレイ時間は20時間程度で終了するのでゼノサーガシリーズを楽しみたいならばプレイは必須だと思う。
私はPS2でエピソードⅠ、Ⅱとクリア済みであったが難解な専門用語が出てくるためにDSのゼノサーガⅠ・Ⅱも一応プレイしておいたのでエピソードⅢは本当に楽しめた。
ゼノサーガシリーズの開発会社であるモノリスソフトは元スクウェアで名作といわれるゼノギアスを作ったメンバーが中心であるのだが次はどのような魅力的な世界を生み出してくれるだろうか。
次にモノリスソフトの製作したソフトが発売されるのは次世代機となるだろうが楽しみに待っていたい。
