昨日行われたF1第11戦フランスGPから予選方式が多少変化しこれまで第3ピリオドと呼ばれていた最終のトップ10台で争われることになる20分間のセッションがQ3と名称変更され、時間も15分に短縮された。
そして昨日のQ3ではチャンピオン争いをするミハエル・シューマッハーとフェルナンド・アロンソの意地の張り合いが非常に白熱していた。
本来Q3スタートは別に順位なども関係なく、ただ搭載している燃料を少しでも燃やしてタンクを軽くすることが目的だというのにシューマッハーとアロンソはピット出口からポジション争いを行うなど、チームもドライバーも完全に意地の張り合いになっていた。
Q3スタート直後のアデレードヘアピンでミハエル・シューマッハーがアロンソをパスしたものの、アロンソも数周後のアデレードヘアピンで抜きかえすなど完全に2人だけがバトル状態に入っていた。
もしかしたら昨日のQ3の15分間はは今日行われるフランスGPの決勝レースよりも面白かったという感想が決勝戦を終えた後に浮かんでくるかもしれない。
予選とは思えない白熱しまくった戦いだった。
映像で見ていない方はなんとかして昨日のQ3の映像を見て欲しい。
間違いなく決勝より面白いはずだ。