F1第11戦フランスGPの予選が終了した。
私は忙しかったのでレコーダーに録画していて今ようやくフリー走行と共に観終わったところである。
フェラーリファンの私の注目はもはやフェラーリのチームリーダーであるミハエル・シューマッハーがタイトルを奪還できるかがすべてなのでルノー以外のチームがどうなろうが正直な話どうでもいいのだ。
さて予選は今回から多少リファインされて行われたのであるが進行はこれまでとあまり変わらないので見た目には違和感は無い。
ポールポジションを獲得したのはフェラーリのミハエル・シューマッハーで今シーズン4度目で通算68回目となる。
2位にはフェラーリのセカンドドライバーであるフェリペ・マッサが入り、2週間前のアメリカGPに続いてフェラーリが1、2位を独占した。
3位にはアメリカGPではミシュランタイアの保守的なコンパウンドのおかげで下位に沈んでしまったルノーのフェルナンド・アロンソがつけている。
ミハエル・シューマッハーが予選でフェルナンド・アロンソよりも前に出たのは大きいがそれよりも大きいのはフェリペ・マッサがアロンソよりも前に出たことだろう。
これで明日のレースでフェラーリチームはミハエルを先行させてマッサにアロンソを押さえさせるという作戦が取れることになる。
フェラーリの2台が注意しなければならないとすればルノーのスタートだろう。
ファラーリとルノーのスタートシステムだけに関してはルノーが圧倒的に性能がいいだけに本当に気をつけないといけないだろう。
しかしスタートでアロンソを押さえ込んでしまえば後はロス・ブラウンの作戦通りにフェラーリの2台が動くことができれば完璧なシナリオが描けるはずだ。
ルノーのフラビオ・ブリアトーレはどのような作戦でくるだろうか。
日本メーカーではトヨタが徐々に強さを取り戻しているのに対してホンダはバトンがQ1で脱落、バリチェロもQ2で脱落してしまうなど散々の状況だ。
チーム内部で何かが起こっていることは間違いないだろうがジェフ・ウィリスを気持ちよく働かせるためにもテクニカルディレクター復帰を考えてもいいのではないだろうか。
わざわざ才能を摘むことはあるまい。