ワールドカップもいよいよフィナーレに近づき残りの試合は3位決定戦と決勝戦のみとなった。
始まった頃はまだまだたくさん試合が楽しめると思っていたものだが、結構早くフィナーレになったものだと感じてしまうものである。
さて3位決定戦はワールドカップの試合のなかでも決勝戦直前で負けてしまったということで選手のみならずチーム全体のモチベーションを上げることが最も難しい試合だと思うので今日の試合では両チームの試合に掛ける意気込みに注目して見ていきたい。
対戦カードはドイツvsポルトガルということで開催国が3位決定戦に出場するので観客の入りには問題ないものと思われる。
ドイツはこの試合ではレーマンに換わってカーンをスタメンで起用するのではないかという噂が出ているがどうなのだろうか。
私は3位決定戦だからといってあからさまにこれまでのスタメンを変えるのは3位決定戦の価値をチーム自らが貶めていることになるのでなるべく止めたほうがいいと思っている。
ドイツ代表のスタッフとすれば37歳という年齢から考えても今大会が最後のワールドカップとなるだろうカーンに有終の美を飾らせてあげたいという思いがあるのかもしれないが、バイエルン・ミュンヘンという世界を代表するビッククラブのキャプテンを務めるカーンのプライドを逆に傷つけることにならないかが心配だ。
もしカーンが出場したとすればドイツ代表で背番号1以外のGKが出場することは36年ぶりになるらしい。