昨日行われた準決勝フランスvsポルトガルは前半にティエリ・アンリ(アーセナル)の獲得したPKを主将ジネディーヌ・ジダンが落ち着いて決めた1点を守りきったフランスが2大会ぶりに決勝進出を決めた。


アンリにファウルをしてしまいPKを与えてしまったリカルド・カルバーリョ(チェルシー)のプレイは明らかなファウルとは思わなかったのだが、この2人はプレミアリーグで対戦しているだけにアンリがカルバーリョの癖をよく見抜いていたというべきかも知れない。


昨日のカルバーリョのタックルがプレミアリーグであればアンリは倒れなかったのではないかと私は思っている。


これで日曜日の決勝はイタリア(アズーリ)vsフランス(レ・ブルー)の対決となった。


昨日のポルトガル戦では累積警告にリーチのかかっていたジダンもイエローカードをもらわなかったためにジダンのラストダンスの舞台はワールドカップの決勝戦という最高の舞台で行われることになった。


アズーリに目を移してもフランチェスコ・トッティ(ローマ)がこの大会限りでの代表引退を決めているだけに両チームとも国を代表する選手の最後の代表試合となるだけに非常に注目される決勝戦になりそうだ。



私は当然イタリアを応援したいのであるが、ジダンの引退を飾るのにはワールドカップ優勝という華やかな舞台がふさわしいと思うのでフランスにも多少思い入れが入ってしまいそうで複雑な決勝戦の観戦になりそうだ。