今日の試合でいよいよ決勝戦の対戦カードと3位決定戦のカードか決まる。


フランスvsポルトガルの試合の主審を務めるのはウルグアイ人の審判の方らしいが、今日の試合のジャッジ次第では彼は世界中のサッカーファンを敵に回す可能性もある。


理由は今大会を最後に現役引退を表明しているフランス代表主将のジネディーヌ・ジダンである。


ジダンは現在決勝トーナメントで1枚のイエローカードを受けており、今日のポルトガル戦でイエローカードを受けてしまうと累積警告で次のゲームに出場できなくなってしまい、審判の出すイエローカードが事実上ジダンの引退宣告になってしまうのだ。


フランスが負けてしまった場合には3位決定戦なのでジダンが今日を最後に引退したとしてもあまり問題にならないかもしれないが、決勝へ進出してジダンが出場できなかった場合には世界最高のテクニシャンのラストダンスが世界最高の舞台で見ることができないという大変悲しい出来事になる。


対戦相手がカードをもらいまくるポルトガルだけにジダンのカードの危険性も十分にあるだけに今日の試合は試合結果以外にも審判のカードを出す基準にも注目してみたい。



アズーリの対戦相手にはやはりフランスがふさわしいように思う。