昨日行われたワールドカップ準決勝イタリアvsドイツは延長までもつれ込んだものの、終始試合の流れをリードしていたイタリアが2-0で開催国ドイツを撃破した。


今大会のイタリアを見ていて感じるのは交代出場した選手が非常によく活躍するということだろう。


リッピ監督が選手の特性をよく見極めて起用しているというところが選手が効率的に働くという相乗効果を生んでいることになっているのだろう。


本国イタリアでは不正問題でレーガ・カルチョに大きなダメージがついているだけに、その悪いイメージを払拭するためにもアズーリには4度目の優勝を勝ち取ってもらいたいものだ。



大会前に不正疑惑が判明したためにイタリアは優勝候補ではないと断言していた組織委員長のベッケンバウワー氏はどう思っているのだろうか?


秘書との結婚生活とともに詳しく聞きたいものだ。



ドイツの新聞などではおそらくイタリアのテレビ局スカイの映像提出により準決勝を出場停止となったフリングスのことがいろいろと言われることだろう。


ドイツのクリンスマン監督などは前にあったことを蒸し返すことは良くないなどといっていたのだが、昨日の敗戦によりドイツの批判はいっそうとイタリアに向けられることになるだろう。


私に言わせれば暴力を振るったフリングスが悪いのであってスカイはその映像をFIFAに提出しただけである。スカイが映像を合成したわけではないのに批判をイタリアに向けるというのは言語道断というものだ。


さあいよいよアズーリは久しぶりに決勝に登場する。

4度目の優勝は達成できるだろうか。