さていよいよワールドカップも残り試合が4試合となった。
個人的に3位決定戦はなくしたほうがいいと思っているのだが、FIFA内部ではどのような議論が交わされているのだろうか。
準決勝進出の4チームに南米のチームは含まれていない。
ワールドカップのジンクスとして欧州で大会が開催される時は南米勢は優勝できないというものがあるのだが今回もそのジンクスを破ることはできなかったようだ。
ロナウジーニョ、カカ、アドリアーノ、ロナウドと前線に豪華なタレントを揃え最強とも言われたブラジルも準々決勝のフランス戦では全くいいところなく敗退している。
今回はロナウジーニョの大会になると大会前は言われていたものの、ロナウジーニョはほとんど目立つことなく大会から去っていくことになってしまった。
準決勝の対戦カードは以下の通り。
イタリアvsドイツ
フランスvsポルトガル
準決勝進出の4チームのなかでポルトガルだけがワールドカップ優勝経験のないチームである。
が、監督に視点を移すとポルトガルだけがワールドカップ優勝経験があるチームである。
ポルトガルのスコラーリ監督は前回大会の優勝監督であるだけに本大会の勝ち抜き方を知り尽くしているといっていいだろう。
その意味ではポルトガルは優勝に最も近いチームとも言えるかもしれない。
インテルのマンチーニ監督が以前のインタビューで優勝はポルトガルだと言っていたのを記事で見ていて的外れな予想をしているなと思っていたのだが現在残っている4チームをみるとマンチーニ監督の予想が当たる可能性は結構高いように思う。
さてさてどうなるやら。
私の理想はイタリアの4度目のタイトルであることに変わりはない。