山本左近のスーパーアグリF1チームのサードドライバーの昇格に伴って空席となっていたフォーミュラ・ニッポンのKONDOレーシングのシートに荒聖治の起用が正式に決定したようだ。


荒聖治といえば2004年のル・マン24時間レースの優勝者として知られているが今シーズンはチーム・ゴウからマセラティMC12でスーパーGTに参戦の予定があったものの、マセラティMC12の開発が遅れてしまいスーパーGTに参戦できていない。


ツーリングカーの名手である荒聖治がフォーミュラ・ニッポンでどのような速さを見せるかは未知数だろうがこれまでの実績から考えて遅いということは考えられないだろう。


これで山本左近のF1昇格に伴って空席となったシートはスーパーGT、フォーミュラ・ニッポンともに埋まってしまったことになる。


元スーパーアグリF1チームのレギュラードライバーであった井出有治がKONDOレーシングのシートに収まるのではと私は思っていたのであるが、どうやら違ったようである。


これから井出は一体どうするのだろうか?


F1復帰よりもレーシングドライバーとしてのキャリアすらも危なくなってしまうような気がして心配だ。