ペター・ソルベルグとの契約を2009年まで延長したスバル・ワールド・ラリーチームであるがまだ来シーズンのもう一人のドライバーは決定していないということだ。


スバルの伝統的なドライバーラインナップから考えると絶対的なエースドライバー一人に経験の浅い若手というラインナップが考えられるのであるが、WRCでいちいち若手をワークスチームが育てる必要性があるだろうか?


若手ドライバーを育成したいのであればWRCにはJWRCという格好の若手育成のクラスがあるのでそこで鍛えればいいと思う。何も最高峰のWRカーでわざわざリスクの高いドライバーを起用する必要はないだろう。


私はソルベルグのパートナーには昨シーズンはシトロエンワークスで走っていたフランソワ・デュバルが適任だと思う。


ソルベルグがターマックが苦手でグラベルが得意。デュバルはターマックが得意とドライバーにも個性が出るし、得意分野が分かれているほうがマシン開発においてもデータのフィードバックに確実に役に立つはずだ。



今シーズンはレギュラーシートを失ってスポット参戦しかできないデュバルであるがWRCの優勝経験もあるだけにスバルには強力な戦力になると思われる。

サラリーも高額ではないし適任ではないか。