もうすぐ開催される世界最高峰の耐久レースであるル・マン24時間レースの公式テストが行われた。


テスドデイのタイムでトップに立ったのは昨年も出場している地元フランスのペスカロロスポーツである。


今年からワークス体制で復活し、史上初のディーゼルエンジンマシンであるアウディR10での優勝を目指すアウディチームは2位、4位につけている。


3位にはこれまたペスカロロスポーツが入り、ワークスアウディvsプライベーターのペスカロロのガチンコ対決の様相を呈しているようだ。


ペスカロロスポーツ、アウディワークスともにドライバーは超一流のドライバーを起用しているだけに本番のレースが非常に楽しみだ。


2チームで特に注目されるドライバーを何人か紹介しよう。


アウディワークスチームではル・マン最多優勝記録保持者で現DTMのポイントリーダーでもあるトム・クリステンセン。


ペスカロロスポーツではスーパーアグリF1チームのドライバーでもあるフランク・モンタニーと現役WRCチャンピオンでもあるセバスチャン・ロウブ。



マシンだけでなくドライバーラインナップをみるだけでも非常にワクワクさせてくれる今年のル・マンである。


残念なのは日本人ドライバーで今年は優勝を狙えそうな選手がいないことだ。