既に来シーズンからのF1転向はないと表明していたバレンティーノ・ロッシが正式にヤマハチームと来シーズンの契約を結んだようだ。


MOTO GPは来シーズンからレギュレーションが大きく変更されるのでそのあたりもロッシの2輪に対するモチベーションを高く保つのに役立ったのだろう。


ヤマハとしては財産でもあるロッシのF1転向を防ぐことが出来て非常に嬉しいといったところだろうし、フェラーリとしても来シーズン以降のドライバー選びにロッシを考えなくてもよいということで助かっただろう事は間違いない。



来シーズンのF1転向が消滅したと言われているが、私はロッシの年齢的な問題からもF1転向の可能性はもうなくなったと思っている。


数年後にもしロッシがF1に転向したとしても30歳前後になったロッシでは新進気鋭のドライバーにはF1では通用しないだろう。

そのようなプライドが傷つくことをロッシのような偉大な成績を残したライダーが選択するとは思えないのだ。


間違いなく数年後にはルイス・ハミルトン、ヘイキ・コバライネン、ネルソン・ピケJr、ブルーノ・セナといった才能豊かなドライバーがF1を賑わせていることだろう。



さてロッシが正式にヤマハに残留したことでフェラーリチームにライコネンが加入するという噂がいよいよ現実のものになってきそうである。


ミハエル・シューマッハーとキミ・ライコネンのラインナップだとフェラーリはどのようなチームへと変貌するのだろうか?